リーダーからマネージャーアキラと関わってくれたみんなへ



Slingshot Million2のリーダーじゅんです。

マネージャーのアキラが逝ってからなんの発信も出来なくてすみません。
自分も含めメンバー全員心に空いた大きな穴を埋める為に戦っています。

アキラへの多くのメッセージありがとうございました。アキラも喜んでると思います。
多く寄せられたメッセージを見てアキラはマネージャーで裏方のはずなのに演者側の人間だったんだなと改めて思いました。

そんなわりと目立ちたがり屋のアキラとスリミリのヒストリーを俺が思い出しながら語れたらと思います。凄く長くなると思うので時間がある時に読んでください。

まずは出会いから、
スリミリはけっこう長く活動していて、これ知らない人もけっこういるんだけどSlingshot Million2になる前はSlingshot Millionでした、まぁよくメンバーではワンとツーと表現される事が多いかな、アキラは2になってすぐ出会ったんだ。
確かツーになって2回目くらいのライブの時に現れたんかな。
ライブが終わって話しかけられたんだけどさ、
いきなりあの風貌で声かけられたわけよ、普通に怖いよねw
デカいしさ、普通に友達だったっけ?みたいなテンションでくるからさ。
んでね、おれ個人でイベントやろうかと思っててさ、どうせなら若手を押し上げていけたら面白いかと思って声かけたんだよねって言われたのよ。
そうでしたか、機会があれば是非。
って適当な事言ってそっこう逃げたよねw
んですぐユイのところ行ってやべえ奴いるから気を付けてねって言ったw
まぁこの世界って胡散臭い奴ってめちゃくちゃいるのよ!しかも本当に怖い系の人とかもいるからさ!特にうちは女がいるバンドだから気を付けないといないのよね。
そんで次のライブも普通にチケット予約して来るし、その次もさ、しかも友達とか連れてきてさ。その当時スリミリは再スタートしたばっかで全然お客さんいなかったしありがたかったんだけどね。
ほんでそのうちアキラが言ってたイベントの話とかもしなくなってただ楽しく話す間柄になっててさ。
多分半年間くらいアキラはスリミリのライブに休む事なく通ってたと思う。
もうそんな事されたら俺はアキラの腹の中が気になってしょうがないよね!
そんで飯でも行こうかって俺の方から誘ったんだ。

あの時の言葉は良く覚えてるよ。
俺「アキラはスリミリと何がしたいの?」
アキラ「俺は自分が最高だと思ったバンドと何か大きな事がやりたいだけだよ、俺も自分がどこまで出来るかわからないし、やってみたいって思ってるだけだから、じゅんがこいつ違うなって思うなら俺はこのままでも構わない、お客でもスリミリの得になれれば」
俺「うん、じゃあマネージャーやってみれば?」
アキラ「マネージャーか、やりがいありそうだな」

これがマネージャー誕生秘話です。

まぁそこから始まるんだけど本当に多くの挑戦と失敗があったよ。

俺がアキラにこいつは本当に凄いって思う事をいくつか紹介しよう。

俺がアキラにスリミリをこう動かしたいからこれ調べといてとかこう動いておいてとか言うんだけどたったの一回もNoって言ったことがないのよ。100%でうんわかったよって答えるの。
これ出来る奴俺の人生で1人もみたことないね。
だってスリミリのMVテレビで流したいんだけどとかフェス出たいからどうしたら出れるか繋がり作ってきてとかファミリー層が集まりそうなイベント出たいから探してきてとかさ。普通に考えたらいち個人が出来ないような事を俺が言うわけさ。
ただわかったって言って聞き流すんじゃなくて出来る出来ないは別で絶対に全力で動くのよ。
面白エピソードがあってさ、コンビニでスリミリ流せないかなって思ってさ。
そしたらアキラはコネもツテもないから普通にお客様相談センターにスリミリ流したいですけどどうすれば良いですか?ってメールしてたからwwいやいや、普通にシカトされるでしょw
でもアキラは言うわけよ。
0%じゃなくね?って。
だってメールするのタダだよ?損ないじゃん!
って凄過ぎん?
こんな事を全部書いたら凄い文字数になるからやめとくけどこんな無謀な事を思いつく限りやってきた。90%失敗するけど10%は成功する。
これ口にするのは簡単だけど実際にやれてる奴アキラ以外に見た事ないのよ。

はっきり言うよ。
尊敬しかねぇ!
カッコつけたバンドマンよ、死んでも売れたいとか言ってるバンドマンよ、これが出来るか?これがやれる事は全部やるって事よ。

んでこれは俺がアキラには敵わないなって思った出来事。

俺達も人だから長くやってると間違った事をする時もある、特にぎりぎりを挑戦してると感覚がずれて気付かないうちに人に不快感を与えてしまうところまでいってしまう事がある。

俺はリーダーで間違えれば正さなきゃいけない立場にある、チームで動いてるからさ。
俺はアキラを呼び出してガチお説教するのよ。
アキラは真剣に俺の話しを聞いて、「それは俺が間違っていた、すみません。」
って言うのよ。

これ自分に置き換えて考えてみてみて、
凄くない?
自分より10以上歳下の奴に言われてさ、自分が悪くても素直にすまんって言える奴いる?
これ会社じゃないからね!
俺には無理!!
それほど真剣にスリミリと向き合ってるって事なのよ。
間違ってれば瞬時に認めて直して成長する、これが本気って事なんだと思う。
俺はこの事があってから自分の考えの甘さに気付いたもんね。
説教してる側を学ばせるって凄いよね。
何があっても俺の信用出来る人になった瞬間かな。

はっきり言ってこんな人として尊敬出来る人いないよ。ぶっ飛んでる具合も含めてね!

物凄く濃い時間を共に過ごしたからさ、こんなエピソードは腐るほどある。
だって会えなくてなってしまった今もアキラが何言ってるかわかるもん。

スリミリに人生をかけて世界で1番スリミリを愛していた男が何を望んでいるのかわかってるよ。

最後にメンバーで会いに行った時、全員でクソ泣いたよ。
生きてる時にした約束を誓いに変えてきたよ。
メンバーはそれぞれアキラが今何を言ってるか聞こえてるって言ってた。

だから進むよ。

俺達が繋がってるものは音楽だから、鳴らし続けるよ。

あの世まで届くように。

最後まで読んでくれてありがとうございました。
今衝動のままに書いてるので読みにくかったらすみません。

これからもアキラの魂と共に活動していきます!!

宜しくお願いします。

Slingshot Million2 リーダーJUN

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